ペットの介護

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今回は我が家の犬の話です。

我が家では犬を飼っているのですが、もう数十年飼っており人間で言えば80〜90歳くらいだと思われます。

数日前に動けなくなり、動物病院に連れて行ったら低体温症と言われました。

医者に言われた通り、風呂に入れて暖め、家の暖房の効いた部屋に連れてきました。

しかしなかなか立ちません。

ちょっと立ってもすぐに横たわってしまいます。

また認知症っぽい症状がでていて、くるくると回ったり、地面に向かって吠えたりします。

本日はもうほとんど虫の息で立つ事もできず、呼吸も不安定でいつ逝ってもおかしくない状態です。

今は玄関に入れて簡易ベッドのようなものをつくり、そこにペット用の糞尿吸収シートを敷いて、寝たきりの犬をみている状態です。

 

人間の認知症の方を見るのと犬の認知症を介護はどちらが大変でしょうか。

ペットの認知症の方が圧倒的に楽だなと思っていたのですが、人間の方が楽だと思います。

理由はやはり人間がいくら認知症といっても、言う事を理解する事が出来る人の方が多く、トイレとか連れて行って便座にまで誘導してあげれば無事に済ませる事ができることも多いからです。

ペットはここでオシッコするんだよと教えても、認知症じゃなくてもオシッコしてくれないですからね。

 

今は、下痢をしたり、タンが溜まったのを吐いたものを処理したりと寝たきりの犬を年末年始の大忙しの時に犬につきっきりでみています。

それを見ると小さい頃からやんちゃで今まで元気に山の中を駆けまくったり、いろいろじゃれて遊んだ思い出がよみがえりました。

元気だったペットもこうなってしまう運命なんだなと、当たり前だけどあらためて思いました。

また犬を介護しているのは主に自分の親、特に母親ですが、介護しているの姿を見て、いずれ親の介護をするときがくる。そして亡くなる時が来る。

そして次は自分が介護されて、自分が死ぬ時が来る。こんなことを思いました。

必ず死ぬ時は訪れます。それまでしっかりやるべき事は成し遂げて(成し遂げなくてもできるところまではやって)生きなければならないと肝に命じました。

我が家の犬はもうほとんどもたないでしょう。

これが犬が最後に僕に教えてくれたことです。

 

 

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