介護職員の考える相模原市の知的障害者殺人事件

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(写真はイメージです)

7月26日の相模原市の知的障害者施設で入所者などが刃物で刺されて19人が死亡、27人が重軽傷を負った事件で、施設で働いているものとしてどう感じたか。また利用者さんがどう感じているか記したいと思います。

まあ結果から話すと、この不幸な事件は一時話題になり、利用者さんと職員の間でわずかながらギクシャクした雰囲気があったものの、今では職員も普通に仕事をして利用者さんも普通に生活しています。事件の起こる前と変わらなく平和に過ごしています。

当初はすごい事件が起きたねと言う事で職員とも話していました。

また利用者とも会話の中でもこの事件のことは、日常会話の中で話題になり、職員と利用者さんの間でわずかながらギクシャクした雰囲気になったこともあります。

僕「すごい事件がおきましたね」

利用者「そうですね・・・」

なんて会話をしていたのですが、そうですね・・・の後は、お前も本当は優しそうな顔して実は、犯罪犯してるんじゃないかなどと思われたら嫌だななんて思いました。

犯人は「いい人」だったのが急変して殺戮マシーンに変わってしまったので、僕もそんな風に思われたらやだなと感じました。

犯人はそれまでは「いい人」だったのが急に性格が変わり変な発言をしだし、殺人者になってしまったのですから。

実際に半分冗談だと思いますが、利用者から「俺はこの施設の人間にいつかヤラれるかもしれない」

というような事を言われた職員もいます。

こんな大きな事件も2~3週間と時間が経てば、良くても悪くても忘れ去られていくもの。

今ではこの話題も話す人はいませんね。

まあ再び施設でこのような事件が多発すれば、利用者にも不安がでてくるかもしれませんが今では事件のことなどなかった日常と変わりません。

しかし施設で働く職員の一人としてはこのような事件が何度もあれば、僕の働く施設の利用者さんに多少なりとも不安も与えるし、お前もそうではないのかと思われる心配があり、少し働き辛くなるかもしれません。

このような事件が再び起こらないように祈っています。

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