4ヶ月で介護福祉士試験に合格した勉強方法

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介護福祉士試験

介護の仕事をしていて、介護福祉士の資格をとろうと考えている方も多いのではないでしょうか?先日私も第30回介護福祉士試験を受けてきて、まだ正式に合格をもらったわけではないですが、自己採点で125点満点で97点取りました。(合格基準は75点以上)

マークシートが全部一つづつズレていたとか、よっぽどの事がなければ合格しているはずです。

私は勉強がはっきり言って超苦手です。それはこのブログの稚拙な文章からも垣間見えるではないでしょうか?こんな私でも合格できたのですから、他の方でも簡単に合格できるはずです。

そこでこれまでどのように勉強してきたか詳細をレポートしたいと思います。
これから介護福祉士の勉強をされる方の少しでも参考になればと思います。

第30回、介護福祉士試験の第一印象は難しかったという事です。

介護福祉士試験

※写真は第30回介護福祉士の試験会場までの専用バス乗り場です。群馬の上武大学で行ったのですがかなりの人でした。

合格基準は先ほど述べたように125点満点で75点以上をとり、さらに各分野で最低1点以上取らないと合格となりません。
他の分野で満点だったとしても、ある一分野で0点だったら不合格になってしまうという事です)

勉強の期間は約4ヶ月

昨年2017年の10月頃中旬頃から勉強して今年2018年1月28日に試験を受けました。
最初の2ヶ月間くらいは1、2時間くらいです。
毎日勉強したわけではありません。仕事で疲れてしまったときなどは勉強しませんでした。実際には一ヶ月間で20日くらいだったと思います。

12月くらいからそろそろ、本格的に取り組まないとと思い、少し勉強時間が長くなりました。
試験日の1月28日の1週間くらいは毎日3〜4時間くらい勉強していたと思います。

ちなみに私は全く頭がよくなく、理解力も記憶力も自信がありません。

参考書はこの2冊だけ

参考書

介護福祉士資格試験のために勉強した本はTACの
みんなが欲しかった!介護福祉士の教科書 2018年版と
みんなが欲しかった!介護福祉士の問題集 2018年版です。

下記は2019年度用ですのでリンクを貼っておきます。

みんなが欲しかった! 介護福祉士の教科書 2019年

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みんなが欲しかった! 介護福祉士の問題集 2019年

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資格の勉強をするのに、色んな会社から出されている数ある教材の中からどれを選んだら良いか分かりませんでした。

その中でなんでこの教材に何で選んだのかと言ったら、

amazonの口コミでこの2冊はわりと評判が良かったので、この教材に決定しました。

また昔デザイナーの頃に知的財産管理技能検定2級というかなりマイナーな国家資格をとったのですが、その時にこの資格をとるためのスクールに通っていてそれがTACでした。その時の講師の説明がかなりわかりやすく、TACに好感がもてました。
(念のために言っておきますが、TACの良い宣伝になってしまっていますが全く私はTACの関係者ではありません。)

これもTACの教科書が良いかなと思い判断材料のひとつにしました。

 

介護福祉士教科書中身

※上写真は介護福祉士の教科書中身

介護福祉士の問題集中身

※上写真は介護福祉士問題集の中身

これ以外ももう一冊何か違う会社の問題集をやろうとしたのですが、時間がなくこの2冊しか行いませんでした。

介護福祉士の教科書の方を3〜4回読み込み、
介護福祉士の問題集の方も3〜4回ほど解きました。

まず最初に1回、教科書の方をざっと読み、どんな内容か書かれているかザッと把握しました。理解しにくいような所は深く読み込まず、とにかく全体がどんなことを書かれているか把握しました。

問題集だけ解けば本当に大丈夫か

介護福祉士試験イメージ

よく問題集をひたすらやれば良いという事を言う人もいますが、私の場合、教科書の方は全く読まずいきなり問題集の方から手をつけたら回答の解説を見ても訳が分からず、最初の時点で挫折しました。
そのためある程度教科書の方を読んで知識を入れてから、問題集にあたった方が良いかもしれません。

最も難しい分野は「社会の理解」

2回目は内容を理解するように読み込みました。
特にややこしいのが「社会の理解」です。
ネットなど見ると他の方も「社会の理解」の分野が少し難しいという声が多い様子でした。

例えば「障害者総合支援法」とかの法律や歴史とかが出てきて少し難解な所がありました。

あと介護サービスの種類でたとえば「介護予防特定施設入所者生活介護」とか「介護予防認知症対応型共同生活介護」とか長すぎる名前(しかも漢字)にたじろぎました。

ちなみにざっとですが「教科書」の索引で探したら一番長い名前が
「地域密着型介護老人福祉施設入居者生活介護」
なまえ長すぎだろ!

この時点でも内容を全部は理解できなかったです。

それでも後に問題集を何回も繰り返し解いていくと段々慣れてくるし、理解できるようになってきました。 最後は覚えられないこともありましたが少しくらい覚えられなくても75点以上とればよいので大丈夫です。

最もわかりやすいのはコミニュケーション技術だったり、認知症の理解とかでした。普段介護の仕事に携わっているような人なら身近に利用者さんがいるのでイメージしやすく分かりやすいと思います。

例えば、パーキンソン病の事など、私の施設にいるので覚えやすかったです。

参考書の赤字は全部覚える必要なし

3回目の教科書の読むにあたっては赤字で書かれていることを覚えました。
全部覚えようとしたのですが、覚えることが沢山あり最初の方で挫折しました。

参考書の赤字部分を全部覚えるというのはあきらめ、次に問題集の方を行こないました。

教科書の次は問題集を解く

1回目は問題をざっと解いていきました。答えの解説は読むけど覚えることはしませんでした。
2回目、3回目は答え以外の選択肢も、全部ではないですが重要な部分はなぜそれが違うのか解説をちゃんとみて理解し覚えるようにしていきました。

「社会の理解」など難しかったですが、段々問題集を何回かやっていくうちに理解し覚えることができるようになりました。

最後の追い込みはシュミレーション

試験残り2週間前に、時間を計り第29回の試験をシュミレーションで行なって見ました。
介護福祉士の問題集の方に第29回介護福祉士試験の問題が付録でついています)
これで結構気づく事がありました。

例えば時間配分とか、見直しの時間が必要だとかです。試験終了10分前には終わらせて見直しの時間が必要だとか、学生なら試験に慣れているのでこれくらい常識なのかもしれませんが、社会人になると筆記試験などする機会がほとんどないので、色々気付きます。
ぜひ一度実際に試験前に実際の試験時間でシュミレーションしてみることをおすすめします。

ちなみに第30回の試験時間は

  • 午前は10:00〜11:50分までの1時間50分 (問題数68問) 休憩をはさんで
  • 午後は13:45〜15:35分までの1時間50分 (問題数57問)です。

試験時のアドバイス

アドバイス

アドバイスというと偉そうですが、試験時にこうしておいた方がよいと思う事をあげてみます。

見直しはした方が良い。

見直しはあたりまえだと思われるかもしれませんが、マークシートを意図した所にきちんと塗りつぶしているか見直しすることは大事だと思います。

試験はマークシート方式です。正解の番号の○にえんぴつで●←のように黒く塗ります。
試験の最中は問題に集中していてマークがズレているかもなんてことはあまり気にしません。ところが試験が終わり家に帰り自己採点してみて合格ラインは超えていたとしても、マークシートがきちんと意図したところに塗りつぶしていたかどうか非常に気になります。

あれっ ちゃんと正解のところに●したよな… ズレてないよな…などめちゃくちゃ気になります。

見直ししてあれば、合格通知がくるまで自信をもって合格だと思う事ができます。

問題用紙に回答にチェックをしておく

試験を終わった後、自己採点をしたくなると思います。問題用紙は持ち帰れますのでその時に自分がどの回答をしたのかチェックしてあれば家で自己採点できます。

最後なかなか覚えられなかったものランキング

最後中々覚えられなかったものをランキング形式にしました

3.心臓の血液の流れ

大動脈に静脈が流れているとか、肺静脈、大動脈、大動脈に静脈が流れるなどなどなんかにたような言葉が沢山でてきて覚えられずに苦労しました。
どうやって覚えたのかといったら、もう機械的に覚えるしかなかったですね。

最後覚えられなくてもまあいいかと思ったのですが、改め覚えておいてよかった。
試験にでました!

2.発達段階

また発達段階も中々覚える事が出来ず苦労しました
ハヴィガーストとかピアジェとかエリクソンとかそれぞれあるのでごっちゃになって覚えづらい。なんとか最後これも機械的に強引に覚えました。

1.サービスの種類

さきほど少しふれましたが、介護サービスの種類が多くて似たような名前で、しかも漢字で文字数が多くかなりややこしかったです。

例えば地域密着型特定施設入居者生活介護とか地域密着型介護老人福祉士施設入所者生活介護、
あるいは認知症対応型通所介護とか介護予防認知症対応型通所介護とか。

これらサービスは全部は覚えられませんでした。問題集を解いて問題集の解説にあることは半分くらいは覚えましたが、全部覚える必要はないと思います。覚えなくても私は実際合格しましたから。
(まだ自己採点による合格見込みですけど)

実務者研修に行った三幸福祉カレッジでも、試験対策を行なっており宣伝のチラシなど家に届いたのですが、三幸さんには申し訳ないですが、なんか値段が高すぎ。

試験対策

行かなくて良かったと思いました。

その他、勉強をまとめるのに超便利だったのがipad proです。ipad proのApple pencilを使い手書きでノートをまとめることができたのは超便利でした。ipad proを使ったら介護福祉士資格の勉強が超楽になったという記事はこちらにあります。

まとめ

試験勉強の期間は2017年の10月頃〜だらだらと始めました(試験日は2018年の1月28日)

介護福祉士の資格の試験勉強はTACの

みんなが欲しかった!介護福祉士の教科書 2018年版
みんなが欲しかった!介護福祉士の問題集 2018年版

この2冊をそれぞれ3〜4回繰り返し行いました。

最後試験の2週間前に前回の試験である第29回の介護福祉士試験問題を模擬試験として自分で行ってみました。

結果、学力に全く自信のない私でも125点中97点(あくまでも今の段階では自己採点ですが)を取り合格と思われます。

以上介護福祉士の試験を受ける方の参考になればと思います。

 

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