介護職希望必見!現役介護士が老人ホームの仕事内容を全公開

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介護の仕事

介護職にこれから就こうと思っている方は介護の仕事は何を具体的に行なっているか知りたいと思います。
どんな事をするのかなど不安もあると思います。
そこで私の職場でどのような介護の仕事を行なっているか公開したいと思います。
これを見れば一例として具体的にどんなことを業務で実際に行っているかわかるので、
参考にしていただければと思います。

老人ホームの仕事内容はこれだ!

私の働いている形態は在宅型有料老人ホームです。
介護の必要とする高齢者から元気な高齢者まで色々な高齢者が入居しています。
在宅型老人ホームは全く介助の必要のない方、車椅子や認知症のため一部介助の必要な方、
ほとんど寝たきりでほぼ全介助の方など様々な方がいます。

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朝11時に出勤します。田舎なので車で出勤します。
(あ、写真はもちろんイメージです。介護士の夢を写真に託してみましたw。イメージは写真だけです。内容は真実ですのでご安心を)

私の施設では特に服装など決められていないため自由な服装で仕事をします。
自由といってももちろん介護職として常識的な範囲でですが。
昔はジャージなど着てましたが今は動きやすいシャツやズボンです。

11時:食事

11時出勤の遅番のためまずは食事の誘導します。

食事
体の不自由な方を車椅子で居室から食堂まで誘導します。
食堂に行く前にトイレの介助を行います。
歩ける方は自分で食堂まで来ます。

次にお茶を入れたり、箸やスプーンをだしたりと昼食の準備をします。
上手く食べれずよくこぼしたりする利用者さんにエプロンをつけます。

食事を作るのは業者さんが入っていて作ってくれるので、介護士などの職員は配膳します。
食堂で食べるひともいれば自分の部屋で食べる人もいます。
食堂に来ない方には部屋までもって行きます。
病気などの為、一人で食べられない利用者さんを介助して食べさせます。
利用者さんもその日の体調などでなかなか食べてくれない時もあるので大変です。
体の不自由な利用者さんには薬の服薬介助も行います。薬の介助は本人の物であるかなど細心の注意を払います。

食事が終わると居室まで車椅子移動します。

そして口腔ケアやトイレ誘導を済まして、寝るなりテレビを見るなり過ごしてもらいます。

13時:休憩

13時から1時間休憩です。
利用者さんからコールで呼ばれる事もあるので食事は交代でとります。
施設で業者さんが利用者さんに作っている食事を安く提供しているのでそれを食べる人もいれば、弁当を持ってくる人もいます。
私の場合は弁当です。
あまり施設の食事は評判がイマイチです。
まあ塩分制限などもあるのでしょうがない面もあります。

14時:掃除

14時から掃除に入ります。これは生活援助と呼ばれるサービスですね。介護スタッフが利用者さんの部屋に行って掃除などの生活援助を行います。
時間は1時間ですね。

狭い部屋の方もいれば広い方もいます。お金持ちは部屋が広いので掃除も大変です。
ほとんどの利用者さんはあまり気を使わなくてもよい。
外出しているからやっておいてなど言われるのであまり気を使いません。

シーツ交換して洗面所、トイレ、掃除機かけてモップで拭きます。
結構キャンセルされル方もいて、その場合は洗濯物畳んだり、記録を書いたりしています。

15時:入浴

15時入浴
入浴の介助です。
利用者さんの身体の状態によって大変さが変わります。
入浴前に体温、血圧バイタルを測定します。
ほとんど自立して自分で出来る方はただの見守りでよいならば楽ですね。
しかし見ているだけといっても入浴する方は高齢者ですから
滑らないかとか転倒しないかなどは注意が必要です。
認知症などで入浴の拒否がある方など大変です。
また身体が不自由で介助の必要な方は移乗とかが大変です。

14時の清掃と15時の入浴介助は日によってはなかったり、掃除だけの日もあったり、他の職員の人数だったり曜日によってまちまちです。

16時:小休憩

16時記録を書いたり、洗濯物をたたんだり少し休憩したりと
比較的ゆったりできる時間帯です。

17時:夕食

17時頃から夕食の準備にとりかかります。
といっても私の施設では食事を作ってくれる人はいるので、誘導だけします。
あとはエプロンを用意したり、お茶の準備をしたり、居室のカーテンを閉めたり就寝の準備もしていきます。

食事がでてきたら配膳に行ったり、介助して食べさせたりします。また食後の薬も介助して飲んでいただきます。
時には食べていただけない利用者さんもいるので、いかに時間内で食べてもらえるかが大変です。

18時:就寝介助

夕食が終わると続いて就寝介助に入っていきます。
自立している人達はもちろん自分で居室に戻られすべて自分で行いますが、
認知症だったり体が不自由な方たちは介助して就寝していただきます。
居室に誘導して口腔ケアしたり、パジャマに着替えさせたりします。
また寝る前の薬を飲んでいただいたりします。

20時:勤務終了

20時勤務終了です。仕事を引き継ぐ夜勤に昼間の利用者さんの状態などを伝え、終了となります。
一番忙しいのは17時くらいから~の夕食準備から就寝介助までではないでしょうか。

夜勤の仕事について

続いて夜勤の仕事についてお伝えしたいと思います。
夜勤の勤務時間ですがこれはもちろん職場にもよります。
私の職場は20時~朝8時までですね。
20時だと利用者さんは部屋にいて、すでに就寝されている人もいれば、起きていてテレビを見ている人もいます。

夜勤の主な仕事は書類を書いたり、居室の巡視とコール対応、起床介助です。
夜は長いので23時、2時、5時と見回りと巡視に入ります。
コール対応は例えば具合悪くなった方等が、コールを押してくるわけです。
体温や血圧などバイタルを計り、必要があれば看護師に電話します。
看護師は夜はいないので電話して対応を仰ぎます。

20時:書類に記入

20時出勤なので少し前の19時40分くらいには職場に就いています。
遅番の人が利用者さんの口腔ケアや着替えなど済ませてくれています。
遅番に昼間に利用者さんが具合悪かったなど申し送り事項を引き継ぎます。
提供記録の時間や抜けがなかったかなどチェックします。
後は寝る前の薬を居室に持っていき服薬の介助をします。

21時:居室の見回り&オムツ交換

21時頃〜0時頃まで居室の見回りとオムツ交換に行きます。
老人ホームでは自立していて全く介護の必要のない人、
一部だけ介助の人、寝たきりで全介助の人など様々です。

夜勤でも利用者さんの状態に合わせて対応します。全く見回りをしなくて良い居室、
自分でトイレに行ける人の部屋には見回りだけの居室、トイレにも行けない人は見回り&オムツ交換も行います。

0時:休憩

0時頃から1時まで休憩に入ります。
1時まで休憩します。
カップラーメンを食べたり、コーヒーを飲んだり至福の時間ですね。

この間ももちろんコールが鳴ったら対応しなくてはなりません。

1時:巡視&オムツ交換

1時〜2時頃まで再度巡視とオムツ交換に入ります。

2時:休憩

2時~3時頃までまた少し休憩とります。
この時間は少し仮眠をとります。
スマホしてダラダラ過ごしてもいいのですが、私の場合は少しでも寝ないと体の調子がおかしくなるので寝ます。コールが来たらもちろん対応しなければなりません。

3時:巡視&オムツ交換、起床介助

3時頃~7時まで巡視とオムツ交換、起床介助に入ります。
5時頃から再再度巡視とオムツ交換します。
そして朝になっていくのでこれくらいから起床介助もしていかないと間に合いません。
起床介助はパジャマから私服に着替えてもらったり、顔を洗ったりを介助して行います。

7時:朝食

7時〜8時までは朝食の準備ですね、
7時から早番の人が来てくれます。
この時はスタッフが来るので少しホッとします。
食堂まで利用者さんをつれていきます。
私の施設では食事は業者さんが作ってくれるので、食事は作らなくて良いので助かります。
お茶の準備や箸やエプロンを出したりします。

8時:夜勤業務終了

8時に業務が終了します。
一番大変なことは一人で全部やらなければならない事ですね。

具合悪い人がでても一人で対応しなければいけません。
後は転んだとかした場合書類も書かないといけません。
看護師に電話して対応を聞くことはできますが。
また認知症の人が夜中部屋から出て来てしまいそれも対応しなければなりません。
また火事や地震が起きたらなどの不安もありす。
自分のペースで仕事ができることが良いです。
後は給料が多少昼間に比べて良いことです。私の職場は夜勤手当て+4000円です。
良く介護の仕事大変だねと言われる事がありますが、そうでもないです。

私は介護の前は化粧品会社に勤めてデザインの仕事していましたが、そちらのほうが大変でした。1日中パソコンの前に座りぱなしだったし

以上介護士の昼間の仕事の紹介でした。
もちろん施設によって異なるでしょうが一例として介護士を目指す方の参考にしていただければと思います。

 

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