介護職から介護職へ転職したいと思われる方も多いのではないでしょうか?
私がなぜ転職活動をしようと思ったかというとズバリ給料が少ないから。
また退職金もでるかどうかわからない。40代の私は不安で仕方がないです。
この先このまま続けていてもダメだと今の会社に見切りをつけ転職活動を始めました。
実際に転職活動を行ってみて自分なりに履歴書の書き方など工夫してみました。
ぜひこれから介護で転職活動をされようとしている方の参考にしていただけたらと思います。
介護の転職サイトに登録する
ウェブでまずは介護の仕事を検索してみました。どこも介護士は足りない様子で沢山ヒットしました。まずはカイゴジョブというサイトに登録してみました。
公務員の介護職がある
すると公務員で介護士のところがありました。 車で50分以内と少々遠かったですが公務員というところがかなり魅力でした。 そこがカイゴジョブというサイトから見つけたのですが、カイゴジョブを通じて応募すると そこの施設からぜひ施設見学に来てくださいとwebサイトを通じたメールでやりとりしました。
またカイゴジョブのエージェントから電話がかかってきました。公務員の介護士が気になっていましたが、もう少し幅広く検討してみようと考えエージェントに希望条件などを話しました。
私は大企業が良かったのでその旨をエージェントに伝えました。そうしたら後でLINEにて色々紹介してくれました。またLINEで色々相談に乗っていただいたのですが、なかなか良さそうなところがなくとりあえずは公務員の介護士の施設見学に行ってみてそれでから他を検討することを伝えました。
施設見学に気をつけるべき一つの事
施設見学に行きましたが施設見学では施設を一回り周りどういう業務を行うとかスタッフが何人いるとか説明がありました。
最後に質問はとか聞かれて困りました。緊張しました。
福利厚生のことばかり興味がなかったのでそのことをメインに聞きたかったのですが、何か聞きづらい。仕事の内容なんて大体同じなのであまり聞くことはしませんでした。
これから施設見学に行く方は質問があるか聞かれるかも知れませんので
あらかじめ質問する事を考えておいても良いかもしれません。
介護士の公務員試験はあるか?
ネットではこの施設の求人では公務員試験があるとは書かれていなかったのですが、ネットで検索すると公務員になるには必ず試験があるとも書かれている。
試験を受けないでもしかして公務員になれるかもなどと淡い期待を抱いていました。電話でこちらの施設に直接聞くのも何か聞きづらい。
そこでカイゴジョブのエージェントに公務員試験はあるのかどうかこの施設に電話して聞いてもらいました。
こんな時にエージェントがいると聞き辛い事も聞いてもらえるので良いですね。
結局公務員になるには他の試験を受けないとならないみたいでこちらの施設は諦めてしまいました。私が35歳くらいならまだ挑戦したのですが、年齢的に一度公務員失敗したらもう公務員になれず失敗するリスクは高いので受けませんでした。場所も遠いですし。
カイゴジョブが紹介してくれたところは大手は大手なんですがあまり転職のことを考えるのが嫌になりそのまましばらく連絡しませんでした。
しばらくしてハローワークでも探しておりそこで大手の施設を見つけましたのでそちらに応募することにしました。
カイゴジョブのエージェントは色々相談に乗ってくれるためオススメです
WEBで再度転職サイトに登録する
もう1つ登録したのがdoda。こちらは介護職ではなく工場の仕事。あまり工場の仕事に興味はないがこちらは給料が高い。
田舎ではあまり色々な種類の仕事はないんですよ。
dodaを通じて名前、年齢、学歴とかwebで登録して企業に気軽に応募したんだけど書類審査で不採用になってしまいました。
ちょっとおかしいと思うのが自己PRとか履歴書とか職務経歴書がなくても応募できてしまうところ。 後で追加してくださいとdodaから連絡があるかと思いきや、職務経歴書や自己PRなど一番重要なものなしで募集に応募できてしまうんです。
職務経歴書や自己PRなんて一番難しく時間がかかる所です。これをなしで応募できればそれは気軽でいいけれど、これで書類審査通過できるやつなんているのかなんて思います。 最初から職務経歴書や自己PRなど全部そろえなければ応募できないとすれば良いのに。やはり工場をこの年齢で未経験で応募するのは無理があるのかもと思い直しこちらも諦めました。
文章力も特に長所もない。しかし履歴書をうまく書く方法
履歴書を書いたんですが一番悩む所は職務経歴書の自己PRと履歴書の志望動機でした。
自己PRは転職サイトのHPに記入例は沢山あってそれを参考に記入しようとするのですが、記入例はどれもすばらしく少し内容を変えてやればよいと思ったのですがなかなか難しかったです。
自分は語彙の少なさや文章力がないためなかなか記入例のようなすばらしい文章をかけません。
かといって記入例を真似すれば全く自分のこととかけ離れてしまい、面接でつっこまれたときに
ボロがでてしまいます。
例えば私の本音の部分は隠さなければなりません。
私の本音転職活動の目的
今の職場
- ボーナスが年に2ヶ月分しかでない
- 退職金制度がない
- 休みが少し少ない(年間約110日)
- 中小企業なので福利厚生の面で心配。
転職しようとする職場
- ボーナス約4ヶ月分でる
- 退職金制度がある
- 休みが多い(年間約125日以上ある)
- 大企業なので上記を含めたあらゆる福利厚生が整っていて安心できる
特に退職金がないのは大問題です。 今の職場の月給は介護の仕事のなかではそれほど悪くはありません。 しかし退職金がないのは問題です。 今の月給が1万くらい高くても、退職金があるかないかで全然生涯年収が全然違ってきてしまいます。 とにかく福利厚生の面が今の会社だとだめなので転職したい。 それが目的です。
自己PRできることなんて、全くない
自慢できる自己PRなんて全くないんです。 それでもふり絞って強いて挙げるとすれば
強いて挙げる自己PR
- 出来るだけ手を抜かない(でも抜くときもあります。 他の人は口腔ケアとか省略したりするが真面目にちゃんとやる)
- まじめ
- あまり自分勝手な事はやらない。
- 慎重である。
- 職場でいじめられている人をみると助けたくなる。
悪いところ
逆に悪い面自信を持って言えます(笑)
- 理解力がない。
- よくうっかりをする。
- 忘れることが多い。
- 仕事が遅い。
かなり致命傷というべきところがあります。悪い方にばかり目がいってしまいます。
以上のような自己分析をしました。
そして履歴書をいざWEBなどにある職務経歴書、履歴書の記入例を参考にするとその文章に引っ張られてしまうんです。 ぜんぜん良い文章ができないと悩んでしまいます。
これで職務経歴書・履歴書が書ける!
私なりに書き方のアドバイスをするとしたら、最初はネットなどにある記入例をみないことをオススメします。 記入例を見るとどうしてもそこに引っ張られてしまい手が進まなくなってしまうんです。
文章が下手でも良いからまずは自己分析をして自己prを書いてみます。 私の場合は職場でいじめられている人を助けたくなるということをフォーカスして文章を書いてみました。
職場でいじめられている人を助けたくなるというのは
今の職場でいじめられている人がいて可哀想だなと思い、その人に対しては優しく接していたんです。
利用者さんにも自分の事は優しいといってくれているみたいなんです。
それを思い出して職場でいじめられている人を助けたくなるを思い出しました。
それを思ったらそういえば利用者さんに対しても寂しそうな人には声をかけてたな
など思い出しました。
それである程度そのことを書こうと文章にしました。
その後、ネットの志望動機の例をみるとチームワークを大事にするみたいなことが
乗っていたんです。チームワークというキーワードは綺麗で使えるなと思い。
チームワークを大事にしますみたいな文章に変えたんです。そうしたら良いPRが書けたと思いました。
ですのでまず自分の良い所を上げる。
ネットの記入例に引っ張られない事が大事だと思いました。
なんでも良いから挙げる。
いくつかでてくる。
その次に記入例をみる。自分にあった良いキーワードを探す。で自分は上手くいきました。
また志望動機は福利厚生と給料が本音でしたがこれは前面にださないで、 最新の設備を使っており長く働けるからと考えたからですというようなことを書きました。 まあ本音は給料と福利厚生の部分でしたがこれは前面にださないで、最新の設備を使っているということを前面にだすようにしました。
その後職安に行き履歴書を送り面接に行きました。
面接の冒頭採用を前提で進めさせていただきますとのこと。
えっもう採用なのと思ってしまいました。
面接で質問されたこと
採用前提で進めさせていただくと言われましたが、さすがにいくつか質問はされました。
面接で聞かれたことは
- 自分の長所と短所
- 志望動機
- いつから来れるか
だけでした。
自分の長所は
チームワークを大事にするところと答えました。
それは必要な事ですと言われました。
悪い所は物覚えが悪い所と答えました。
それを他のスタッフに伝えることが出来るか聞かれました。
できないと答える事はできず、伝える事ができますと答えました。
いつから来れるか
早ければ12月中旬から会社の都合もあるので1月中旬くらいになるかもしれないと答えました。
簡単に採用もらえる
ということで採用が決定しました。正直40代であっても介護職から介護職の転職は今なら超簡単です。しかも介護職であれば大企業もかなり余裕で転職できると思いました。
勇気を振り絞り今の会社に辞めることを伝える
今働いている社長に辞めますと話をしました。
そうしたら給料の話をしました。月1万位のアップでしたが私は断りました。
常務と社長2人で辞めないでと言われたため、いったん検討しますと家に持ち帰りました。かなり辞めないで欲しいと言われ色々良い条件を言われ少し迷いました。しかし転職を決行しました。
転職で失ったもの
- サセキのポジション←これが一番大きい
- 慣れた環境
- 仲間
転職で得たもの
- ボーナスが多い(年間50万位アップ)
- 退職金がある
- バックグラウンド(大きいグループなので安泰)
- 休みが多い(今の会社より年間8日ほど休みが多い)
- 場所が近い
- 他の仕事にチェンジできる可能性がある
私は介護の仕事が嫌いなので会社を変えずに違う仕事にチャレンジできる期待もあります。
こう見るとけっこうメリットはありますね。
サセキのポジションを逃したのは大きく本当に転職したのか成功したか分かりませんが、書き出してみるとメリットの方が大きい気がします。
あとは人間関係の部分ですがこれはリスクがありますが働いて見なければわからない部分も多く、これを考えたらキリがないと思います。
転職をする前にしておけば良かったこと
転職前にしておけば良かった事はバイトをしておけばよかったと思います。今の仕事はバイト可です。転職を考えているところにバイトをしておけば職場の雰囲気もつかむことができるし、未経験の仕事でもできると思います。
工場も未経験ですが、転職先の雰囲気をつかむ事ができます。履歴書にも経験ありで書くことができるのではないでしょうか。
まとめ
転職活動を実際に行って見て正直40代で転職は介護業界なら易しいと思います。介護職から介護職ならさらに難しくはないと思います。
しかも大企業も結構いけると思います。以上これから転職しようとする方の少しでも参考にしていただければと思います。
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