先日移乗のセミナーに行ってきました。
どうして遠いにも関らずこの移乗のセミナーに行ってきたのかと言えば、
教科書に載っている方法だと、利用者さんで猫背の人等の場合骨に負担がかかって骨折させてしまうのではないかと思い、ネットでよい移乗方法はないかと探したら、youtubeによさそうな方法がありました。それが下youtubeの動画ですね。
この方法を実際に教えてくれるとの事で、実際に行って教えてもらいました。
この動画の移乗を参考にして実際の現場でも移乗していたのですが、疑問に思った事ありました。それが今回のセミナーで解決しました。
今回のセミナーの内容は以下の通りでした。
1 .ふんばる足を意識する事で、足腰がぶれないようになる。
立っているときに、人に揺すられるという実験をしましたが、ふんばる足を意識した場合と意識しない場合では、意識するだけでブレなくふらつかないで立つ事ができました。
(移乗するときはいつもこの意識をもつことで足腰がしっかりして、介護士の移乗が楽ということでした)
2.寝ている利用者をベッドの足下から頭側にスライドさせる方法。
こつはスライドさせる時、人差し指と小指を使わないということでした。
スライド時、手の小指、中指、薬指だけの方が、親指と人差し指を加えた5本指を使うよりも引っ張る力が強くなるというもの。体験してみるということで、ベッドの柵をとりはずしそれをを使って、生徒同士で引っ張り合いをしてみたのですが、不思議と3本指だけの方が引っ張る力が強く感じられました。
3.ベッドから車椅子 車椅子からベッドへ移乗方法1
(利用者の足が少しだけ立位がとれる場合)
4.ベッドから車椅子 車椅子からベッドへ移乗方法2
(利用者がおじぎが出来ない場合)
5.ベッドから車椅子 車椅子からベッドへ移乗方法3
(さらに立てない方の介助)
6.ベッドからポータプルトイレへパンツをおろして移乗する方法
7.車椅子からずり落ちそうになっている人をしっかり座り直す方法
(うしろから引き上げづらい人のみ対象)
8.ベッドから車椅子へ移乗
完全に持ち上げて移乗する方法
9.車椅子から床に座ってもらう方法
10.床からベッドに載せる方法
でした。一つくらい抜けているかもしれませんがだいたいこんな感じです。
一番実際に使えたのが、1〜5番ですね。
最後の8〜10の持ち上げるのは確かに持ち上げられる事は出来たのですが、ちょっと重かったですね。少しコツがあるのかもしれませんが・・・なにせ夜勤明けで行ったモノですから最後の方は疲れて集中力も欠けました。
3番は動画を見ていて自分の疑問に思った事は車椅子は、ベッドに対してどの方角につければ良いかということ。セミナーに行って解決しました。
どの方角でも自分のやりやすい方角で良いとの事でした。
セミナーの料金は1,500円、遠方から来れば500円と格安です。
僕は遠方からですので500円でした。交通費が往復6000円しましたので、合計すると6500円になりました。まあこれからずっと使える技術なので行く価値はあると思います。
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