介護職できついと思う8つの事を全て挙げてみた

きつい 未分類

介護の仕事は3K(きつい、汚い、危険)などと呼ばれています。その中の「きつい」について現役介護士の僕が介護職は本当にきついのか、またどのような事がきついのか記していきたいと思います。ぜひ介護職にこれから就こうとされる方の参考にしていただければと思います。

重たいものを持ち上げるのがきつい

介護の仕事は利用者さんを移乗したり、持ち上げたりします。
私は一度入浴介助時利用者さんを持ち上げようとしてぎっくり腰になり病院に行きました。一週間ほど腰をちょっとでもひねると激痛が走り辛かったです。

重い体などを持ち上げなければならずその点はきついです。またベッドに寝ている利用者さんの対応をしなければならず、しゃがんだり下を向いての作業が多いため腰に負担がかかったりします。

リフトなど設備の整った施設もある

ただしリフトが設備されている介護施設もあり、これから介護士に負担のかからない時代がきつつあります。このような最新設備の整った施設で働けばこのような負担はある程度避けられると思います。
また移乗技術などのセミナーに行って技術を学べば体の負担が減ります。

勤務時間が不規則

介護職は9時〜18時までのようなよくあるサラリーマンの勤務体制のような決まった時間ではありません。シフト制ですので出勤時間が不規則です。

よくあるパターンは

  • 早番7:00〜16:00
  • 日勤9:00〜18:00
  • 遅番11:00〜20:00
  • 夜勤16:00〜翌朝9:00

という4交代制です。もちろん施設によって若干違いはあります。
この4つを組み合わせて一ヶ月のスケジュールが組み込まれます。

夜勤は月5〜7回くらいが平均的な介護職の勤務だと思いますが、夜勤だと生活のリズムが崩れます。夜勤入りの日の日中に活動してしまって十分な睡眠がとれていないと、夜寝不足で体調が悪くなったりもします。

夜勤明けの日中はずっと寝てしまいますが、その次の日の日中も眠くなり夜に目が覚めてしまったりと生活のリズムが乱れます。

夜勤は生活が不規則になるが自分のペースで仕事ができる事が多い

夜勤は生活のリズムが乱れるし長くて大変だけど一人での行動が多いし、自分のペースで進める事ができます。他の職員に気を使わなくて良いのでその点では楽です。また勤務時間が長いため終わったあと朝帰りして当然その日は休みその次の日も休みになります。
二日分を一気に仕事してしまったみたいな感じですので、一気に長い時間仕事をして休みもその分多いですのでその点ではこのような勤務をこのむ職員もいます。私も夜勤は意外に好きです。

変な職員がいた場合が最もきつい

威張っているようなお局的職員、自分と合わなかったり苦手な職員がどこの施設にもいます。このような職員と一緒に仕事をしなければなりません。
これが一番介護職できつい事だと思います。
特にその人とシフトが同じだと前日くらいから憂鬱な気分になります。

私の施設にも本当に細かいどうでもいいような事指摘したり威張って仕事している奴がいます。本当に鬱陶しいです。

変な職員はスルーしよう。もっと大事な事にフォーカスする

このような職員がいた場合スルーする事です。私はもっと大きな目標に向かってい流ため細かい事が気にならなくなりました。

ブログという事を通じて世の中に介護を知らせたいという目標があります。
あまり細かい事を気にしている暇はないのです。そう思うとあまり気にならなくなりました。
意地悪や礼を欠いた職員にとらわれているのが時間が勿体無いしくだらない。どうでも良いと思ったらずいぶん楽になりました。

他の職員に合わせてしまう

威張っているとかではなくても苦手でなんとなく合わないと思う職員もいます。そういう人と一緒に仕事をしなくてはならない場合、私は全て自分のやり方は抑えてその人に仕事のやり方を合わせてしまいます。

他の職員がよっぽどおかしい仕事のやり方をしていなければ自分のやり方にプライドとかないんですよ。
私の場合もう40代ですので出世したいとかという欲もない。出世しても大して給料変わらなし。とにかく他の職員にやり方を合わせてしまう。こうする事で気持ちが楽になりました。

スピードを求められるのがキツイかも

きっちきちにスケジュールを詰め込まれていることも多々あります。
入浴日など時間配分ギリギリで対応しなければならない事も多く1分を争うような勤務の日もあります。
また起床介助や食事の準備など時間がない中で、利用者に尿失禁されたりした場合はめちゃきついと感じます。

自分のペースで仕事を進められない

自分のペースで仕事を進めたいのですが、他の職員と協力しあって仕事をしなければならないことも多く、自分のペースで仕事を進められません。

私はどっちかというとのんびりした方ですのでスピードが早い人と仕事をするとついていくのに大変です。あまり時間をかけると他の職員から「おせーな」という目で見られるので手早くやらなければいけないのできついです。

しかし介護の仕事にかかわらず、他の人と協力して進める仕事がほとんどではないでしょうか?これは介護の仕事だけではないと思います。

認知症の方の対応がきつい

認知症の方がウロウロして、離設してしまったり食べ物でないものを口にしてしまったりする事がありうかつに目が離せないのがきついです。
また足腰弱いので転倒のリスクもあります。
そのような人がフラフラ出てきた時は都度見守りしなければならず、危ないからと利用者に説明しても通じない場合も多々あります。
転倒したら、怪我の有無を確認したりバイタルを測定したり大変です。また報告書など書かなければならず面倒臭いです。

利用者のコールがきつい

何回も何かしてほしいとコールをしてきたり、何を言っているのかわからなかったり、こうしてああしてと言われ忙しい時に言われるときついと感じます。

便処理がきつい

排泄物の処理はすぐにある程度は慣れます。もちろんグローブをつけて処理する事になります。介護職員の中には少しくらい手についても良いと考えている人も結構います。そのような人はスピードを重視して、早くする代わりにちょっとくらい手についてもいいやと考える職員もいます。

私は絶対に手とかにつけたくない。手につかないよう慎重に便処理をします。そうすると時間がかかって焦ったり手間がかかったり力が入って疲れます。起床介助の時など特に忙しい時に処理をしたりするとかなりきついです。

まとめ

以上の通り介護職で「きつい」と思う事は多々あります。最もきついのは苦手な職員と一緒に仕事をしなければならない事だと私は思います。
こればかりは病んできます。あまり無理はしない事だと思います。転職という道もあります。他はなんとかななると思います。

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